アメリカでみかけた英語で英語学習

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山道の急な下り坂で

ソフトウェアエンジニアとハードウェアエンジニアとマネージャーがミーティングに向かっていた。

険しい山道を車で走っていたときに、突然ブレーキが壊れてしまった。その車はほとんど制御不能になり暴走し、険しい下り坂をくだって行ったが、ガードレールに跳ね返り、奇跡的に山腹で止まった。車に乗っていたものは無傷だったが、問題がある。ブレーキが壊れた状態で、山道の中腹で止まっているのだ。どうしたらよいのだろうか?

マネージャが言った。

「よし、それではミーティングを開き、進むべき道を示し、使命を記述し、目標を設定し、継続的な改善の過程によって、危機的状況に対する解決策を見つけようではないか。そうすればまた元に戻れる」

「いやいや」 ハードウェアエンジニアが言った。

「それじゃ時間がかかりすぎだし、第一、そんなのうまく行ったことないよ。僕はスイス・アーミーナイフを持っているんだ。車のブレーキシステムをバラバラにして欠陥を切り分けて直すよ。そうすれば元に戻れるさ」

「ええっと・・・」 ソフトウェアエンジニアが言った。

「何かする前に、車を元の道に戻して、問題が再現するかどうか見てみようよ」

(おわり)


原文は次の通りです。

A Software Engineer, a Hardware Engineer and a Branch Manager were on their way to a meeting. They were driving down a steep mountain road when suddenly the brakes on their car failed. The car careened almost out of control down the road, bouncing off the crash barriers, until it miraculously ground to a halt scraping along the mountainside. The car’s occupants, shaken but unhurt, now had a problem: they were stuck halfway down a mountain in a car with no brakes. What were they to do?

“I know,” said the Branch Manager, “Let’s have a meeting, propose a Vision, formulate a Mission Statement, define some Goals, and by a process of Continuous Improvement find a solution to the Critical Problems, and we can be on our way.”

“No, no,” said the Hardware Engineer, “That will take far too long, and besides, that method has never worked before. I’ve got my Swiss Army knife with me, and in no time at all I can strip down the car’s braking system, isolate the fault, fix it, and we can be on our way.”

“Well,” said the Software Engineer, “Before we do anything, I think we should push the car back up the road and see if it happens again.”

あちこち、訳出に困って、こんな意味だろう、という風に変えています。

ソフトウェアのエンジニアは — 実は私もそうなのですが — 何か問題があると、必ず同じ状況で同じような問題が再現するかどうか確認してから作業をするのです。

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